第二種免許とは、「営業免許」と呼ばれる事もあり、職業ドライバーとして仕事をすることが出来ます。
タクシー・ハイヤー・代行運転・観光バス・路線バス等の運転手が持っていなくてはならないのが「第二種運転免許」になります。

この第二種免許が日本の免許制度の中で制定されたのは、昔々の昭和31年の高度経済成長期の真っ只中の事です。旅客を有料で輸送する需要が高まる中、第一種とは異なる免許が必要との判断から制定さたそうです。

そのため「第一種免許」「第二種免許」の大きな違いは、ただ車を運転するだけではなく、お客から乗車賃を貰い安全で、しかも迅速に・快適に目的地まで送り届けるという使命が課せられました。

また、免許を取得するためには「適性試験」「学科試験」「技能試験」をクリアしなくてはなりません。
(上記試験合格後、取得時講習を2日間も受講しなくてはなりません)


第二種免許の種類 運転できる車
普通自動車第二種免許 タクシー・ハイヤー・運転代行 乗車定員10人以下の営業用普通自動車
大型自動車第二種免許 路線バス・観光バス・スクールバス 乗車定員11人以上の営業用大型自動車
大型特殊自動車第二種免許 (現在走っているのでしょうか?) 定員11名以上の大型特殊自動車(雪上車?)
けん引自動車第二種免許 連節バス*1 けん引自動車、けん引される装置のある旅客自動車

*1千葉の連節バスについては構造上特別に大型二種のみで運転できるそうです。何でも、内輪差が通常のバスと同じなんだそうです。

受験資格について

  • 年齢が21歳以上(政令で定める者については19歳以上)の人。
  • 免許歴が3年以上ある人。大型免許、普通免許、大型特殊免許のいずれかをすでに受けていて、免許を受けていた期間(免許の効力が停止されていた期間を除く)が通算して3年以上である事。ただし、政令で定める者にあっては、2年以上の人。
  • 受けようとする第二種免許の種類と異なる種類の第二種免許をすでに受けている人。

政令で定める者とは

  • 旅客自動車の運転者以外の乗務員として旅客自動車に乗務した経験の期間が2年以上の者。
  • 旅客自動車の運転に関する教習を行う施設で公安委員会が指定したものにおける教習を終了した者。
  • 自衛官として自衛隊用自動車を運転した経験が2年以上の者。


第二種免許の試験内容

<適正検査>

これについては大型一種の時と同じです。
視力 両目で0.8以上かつ片目でもそれぞれ0.5以上であること。メガネ・コンタクト使用可
深視力 三桿法の奥行き知覚検査器で3回検査が行われ、その平均誤差が2センチ以内。
聴力 日常会話に支障がない程度の聴力が必要。補聴器は認められない。
運動能力 運転に支障をおよぼすおそれのある障害がないか。また運転中のトラブル(パンク等)を一人で処理できる事。また、義手・義足の使用は認められていません。


<学科試験>

「学科試験」については、通常の「交通の方法に関する教則」以外に「旅客自動車運転者の心得」という分野からも問題が出題されるためより多くの知識が必要になります。
(私の場合チンプンカンプンでしたが「旅客自動車運送事業等運輸規則」を読む事にしました)

学科試験の合格基準は、文章問題90問(1問1点)、危険予測問題5問(1問2点)の計95問で、90点以上が合格となります。
学科試験に合格した場合は6ヶ月間有効となりますので、その間に実技試験に合格しましょう!

<技能試験>

大型二種免許の試験課題(走行距離6000メートル以上)
  • 道路における走行。(発進および停止を含む)
  • 交差点の通過。
  • 横断歩道の通過。
  • 人の乗り降りのための停止および発進。
  • 方向転換または縦列駐車。
  • 鋭角コースの走行。

<大型二種免許の試験車両>

技能試験で使用する車両は下記のように定められています。
乗車定員30人以上のバス型の大型自動車で、次のいずれかのもの。

 
長さ(m) 幅(m) ホイールベース(m)
車両1 10.00〜11.00 2.40〜2.50 5.15〜5.35
車両2 8.20〜9.30 2.40〜2.50 4.20〜4.40


<受験申請>(府中試験場において)
学科受付時間(平日のみ)<平成23年12月現在>

午前中の試験を受験する場合 適性試験受付 8:30〜9:05
学科試験受付 8:30〜9:15
午後の試験を受験する場合 適性試験受付 9:30〜11:30
学科試験受付 9:30〜11:40

<実技試験について>
予約の仕方等については大型一種と同じですので、ここでは省略いたします。

<費用について>

平成15年12月 平成23年12月
申請手数料 4,450円 4,500円
試験車使用料 2,200円 3,200円
交付手数料 1,750円 2,100円
取得時講習料 27,600円 各実施機関へ
お問い合わせ下さい

<持ち物>
免許証・写真・上記金額・ボールペン等

*以上は平成15年12月現在ですので詳しくは、府中試験場(042-362-3591)にお問い合わせ下さい。